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Abema TVに出てみてのその後、まだいろいろ考え中。もやもやしてたけど、家族に話したり、昨日はオンリーフリーペーパーの新年会でも話したりして(怨念を込めすぎてしまったが…。聞いてくださってありがとうございました…)ちゃんと味方はいるのだなと、ちょっと力が抜けた。

いろんな社会問題は気にしだすと本当にたくさんあって、多くの想いが複雑に交差している。わかって欲しい人の怒りと、理解したいと思う人の困惑に加えて、今回テレビに出て、伝える立場の難しさも知った。
 
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私は、Abemaの視聴者層に合った丁度良い番組構成になっていたと感じたし、トークも全然大丈夫だったんだけど(Tokinが傷ついたのではと心配して下さった方も多かったようです。ありがとうございます)あの番組を見て傷ついた当事者も少なくなかったのだというのをTwitterで知り、また、VTRに出ていた女性には非常につらい体験となってしまったようで、私も胸が詰まった。

ただ、出た人も作った人も私も岡野先生も、解離性障害について伝えたいという想いは一致していたと思うので、伝える事の難しさを今回とても実感した。立場によってその試み方も望む形も、受け取る形も少しずつ違う。

私は、解離性障害の一当事者であって専門家ではないし専門家になるつもりもないけど、こうして広く、当事者と周囲の人と、制作側(出版とか広告とかメディアとか)を知ると、もっと何かこれまでより一歩進んだアプローチの仕方が出来るのではないかという気もしている。
障害当事者としてというより、この社会を生きる当事者として。

そもそも問題としてすら浮上していない隠れた大問題は本当にたくさんある。そんな中でも、ああして問題として取り上げようとする人がいること、それに対して議論が進む事を私は希望と思いたい。

その過程でもさらに様々な問題が出てくるが、問題としてすら認識されずに消える命も悲しいことに、たくさんある。それを思うと、浮上した問題をまた沈殿させない努力を、微力であってもしていきたいなと思う。
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いろいろなやりかたがあるけど、私は怒りではなく優しさや安心感で戦いたい。戦いたい、というのも違うかもしれない。ただ、話がしたい。勝つためでも説き伏せるためでもなく、その人を知り、その人と自分の間を知り、また、その人と自分とを内包した社会全体を知り、考え、ほどほどに丁度良いところを探したい。それを、作品を通して行動に移していけたらと考えている。

具体的な方法どころか、目的すらまだはっきりしていない。でも、何かが遠くに見えている。考えながら動けば、動きながら作れば、多分近づける、何か出来る。