ご報告が遅くなりましたが先日の、カウンター達の朗読会プレイベント「140文字以上のつぶやき」ご来場下さった皆様、ありがとうございました!
小さい会場ならではの、なんだか柔らかい時間になりました。ただいま、レポートを制作中です!今しばらくお待ち下さいませ…。

今回は、今月25日に行う、ワークショップのイベント「垣根を乗り越える」についてのお話です…。

◾︎「垣根を乗り越える」って何?
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まず、ご説明をすると、このワークショップの目的は、タイトル通り「垣根を乗り越える」こと。
その垣根というのは、個人同士の理解を阻む壁のことです。
工作で実際にその垣根を作り、その作者と直に話しながら、何を壁に感じているのか、それに対して何ができるのかを話し合うイベントです。

◾︎どんな事をするの?
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工作と、ディスカッション(といっても雑談のようなライトなものです)を主に行います。
参加者の方には、こちらで用意した、紙、布、ペン、ストロー、紐、枝…などなど、様々な素材を用いて、相手と自分の理解を阻む「垣根」を制作して頂きます。
第一回では、一枚の垣根を隔てて「伝えたい」「伝えて欲しい」のお人形を作って話をし、第二回では「垣根」そのものを制作しました。

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第一回の様子。参加者全員で紙粘土の動物を作り、垣根を挟んで話をしました。

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やってみた
こちらは第二回。垣根の形も様々…!

第三回目となる今回は、第二回に引き続き「垣根」を制作、さらに、他の参加者の作った垣根に干渉してみる、というアクションを行います。
相手が感じている壁を見、実際にそれを乗り越える方法を擬似的に感じる事で「理解」って何?という事を発見していきます。
 
◾︎このイベントをやる理由
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発端は、私自身が病気について理解されたい/されないという悩みを日々抱いている事から始まりました。
それにクローズアップして第一回を行ったのですが(レポートはこちらです。第一回/第二回) 、回を重ねるうちに「要は、病気以前に、自分と相手の理解なんだよなあ」と感じるようになり、今回は直球で「わたしとあなた」というテーマにしました。

◾︎ 「わたしとあなた」の垣根、とは?
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過去の回を踏まえて、今回考えたいのは、話しにくい事について話す方法です。
プライベートな事柄や相談事など、話したいけど切り出し方がわからない「言って欲しいけど、なんとなく遠慮しまう」という場面はありませんか。
例えば、病気についての事で言えば、私は今後の付き合いのためにも、病気の説明はしておいた方がいいな〜と思う事がままあります。
でもそれって「私に配慮してよね」って言っているようで、どうにも伝えづらくて「あ、でもそんなに気にしないで〜」とか言ってしまいます。

また、逆の立場だと「どんな事に困るか?という事だけでも聞いておけたら仲良くなれるのにな」と思っても、相手に失礼なんじゃないか、訊かれてもウザいんじゃないか、と遠慮してしまって結果的に「そういう病気なんですね。おつらいですね」とか言って流してしまう場面がよくあります。

そういうのって、ずけずけ誰にでも話す事は出来ないけど、ある程度配慮すれば、訊く事も話す事も出来るように思うのです。今回は、主に、その配慮をどうやったらできるかについて考えたいと思っています。

◾︎「でも、話しにくい事はイベントでも話しにくいよね…」
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その通りです。なので、具体的なご自身の話をされたくない方は、垣根の話をするだけでもちろんオッケーです。 逆に、具体的に困っている事について話したい方もいらっしゃると思います。
そこで、今回のイベントではイベント中に訊いた内容を、他の場所で話さない、というルールを設けさせて頂きました。
参加した方全員の大事な事、想いがその場で話せるように、ここだけの秘密にしておいて下さい。公差転や、私のイベントレポートにもその内容は記載しません。

場について、こんな風なテキストを用意しました。読んで頂けたら嬉しいです。

◆参加について◆
・ このイベントでは、必ずしも答えや結論をだす必要はありません。

・答えることも、考えることも急がない
わからないときは、正直にわからないと答えてOK。
聞いているだけでもOK。
他の人の意見を聞いて、自分の考えが変わってもかまいません。

・ここでの話は、勝ち負けや、敵・味方、正しいか正しくないかを決めるものでありません。
年齢、性別、経験、立場が違っても意見は対等。 
何を言っても、攻撃をしたりされる事のない場にしましょう。

・個人的な繊細な声も聞かせて欲しいと思っています。
皆が安心して話せるように、このイベントで聞いた、他の参加者の話を外で話すのはやめましょう。

・他者の人格(存在)と同時に、あなたの人格(存在)を尊重しましょう
意見を否定されても、あなたの人格(存在)とは関係ありません。

モヤモヤを大切に!
モヤモヤすると、いままで気がつかなかった新しい見方を得られるかもしれません。
それは、すぐかもしれないし、数年後かも。
レッツ!モヤモヤ〜。


そんな感じです。
絵の制作活動とはまた違いますが、企画者であり参加者にもなり、こころ同士の理解の仕方を作品の中でも大事にしたいと思っています。
ぜひぜひ、皆様のご参加をお待ちしております!

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垣根を乗り越える Vol.3 「わたしとあなた」
2017年3月25日(土) 14:00-17:00

参加費:500円(カンパ制なのでご無理のない範囲で構いません)
 
杉並区西荻南2−24−15 (車椅子の方もお越しいただけます。)
西荻窪駅南口より徒歩5分くらい

申し込み方法:
こちらの予約サイトからお申し込み下さい。 https://coubic.com/kosaten/103168
または、Tokinへの直接の連絡でも大丈夫です。 

企画:あなたの公-差-転 / Tokin