先日、高円寺グリーンアップルでスーパー猛毒ちんどんを見てきました。
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スーパー猛毒ちんどん、をやっている母体(って言い方で合っているのかな)の虹の会がいかにすごいかという話については以前書いたのでぜひこちらをご覧ください…。

ゾンビ道場巡礼の旅「バカショップにじ屋」編 - endless nap 
 
障害者のバンドと言えば、みなさんどんなイメージを持っていますか? 
ゆったり? ほのぼの? 勇気をもらえる?
私たちのライブで、そのイメージは見事に打ち砕かれる事を確信しています。
障害者は勇気を与えるために生きてるわけじゃない。

私たちはこれからも「猛毒」を名乗り続けるでしょう。常識を打ち破り、お世話される対象としての障害者像を壊したい。信じるために懐疑しようぜ。作られた意識を疑ってみようぜ。そんな気持ちをロックします!
オレたち、イカれたスーパースター「スーパー・猛毒・ちんどん」
 

前回ワンマンがあった時は直前で行けなくなってしまい悔しい思いをしたので個人的には「やっと来たぜえ」という感じでした。
で、感想なのですが、なんというか、一言で言うと「すごい」。いろんなものがいっぺんに揺さぶられて、なんだかわからない涙が出てきてしまった…。

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スーパー猛毒ちんどんのメンバーは、障害当事者とそうでない人とがごっちゃになっています。
多様性とか、いろんな人がいて良い、とか言っている自分も多くの偏見を持って障害者を見ている。それに気づいたのが一番ショックでした。

しかもそれが「もっと理解してください」という訴えではなく、高揚する音楽と共に突きつけられてくるという衝撃。そして、そういった“猛毒”な衝撃と同時に、強烈に伝わってくる、生きる事への熱と根性と愛。

楽しさと、ショック、社会への苛立ち、自分への疑い。
そういうちぐはぐな感情が視覚・聴覚・感覚全てに対するインパクトでいっぺんに入ってくるのだからもう、もう、ただただ、圧倒されてしまった。
 
そこにあるのは間違い無く、純度100%の「生」だった。

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今年は憧れのミュージシャンのライブに行けたり、念願のチケットが取れたりと、ライブ当たり年なんですが、そういったライブとははまた別次元の、衝撃の音楽体験でした。「もっと評価されるべき」というのはこういう時に使うんだなと思った。

次回は秋ヶ瀬フェスというイベントに出るとの事なので、皆様、今からチェックして下さい!!!!

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自分の中で当たり前だと思っていた事が、痛快にひっくり返る瞬間って本当に面白い。
生きる事に対する次の扉が示されたような感じがしてくる。

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そして私の次回のイベントはこちらになります。宜しくお願いします〜!

日時:2016年8月21日(日)11:00〜16:00
場所:有明・東京ビッグサイト東5・6ホール
東京都江東区有明3-11-1 03-5530-1111(代表)
りんかい線 「 国際展示場 」駅下車 徒歩約7分・ゆりかもめ「 国際展示場正門 」 駅下車 徒歩約3分 
 
入場方法:
ガイドブックとなる「ティアズマガジン」が入場券となります。当日の会場または、事前に書店等でご購入下さい。
ご購入についての詳細はこちら
 
サークル名:Tokin
ブース番号は決定次第お知らせします
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壁面を使って作品展示をする、展示ブースでの参加です。
前回と同じ、漫画、ポストカードの他、ミニサイズの新作や、これまでの作品の原画を展示・販売いたします。
そしてドローイングをまとめたZINEを作りたいと思っています(希望…)
ぜひお越し下さいませ!