お知らせが続いていたけど、ただの日記。こういうの久しぶりだ。

----------------------
 


当たり前を当たり前のままにするには、努力がいるんだよな。とよく思うのにすぐ忘れる。漫然と暮らしていれば今がずっと続いていく気がしてしまう。

私は基本的に、手放さない為の努力が苦手だ。来るもの拒まず去るもの追わず、と言えばさっぱりしているが、去って欲しくないものも多分平気で手放している。自分が世界に存在しているという感覚が薄いからだと思う。良くも悪くも、自分が何かに影響していると思えない。
私自身はそれで良くても、理由もわからず簡単に関係を手放されてしまったら、その相手はどう思うだろう。

いつも誰かと話しながら、片方の耳で「何もない」を聞いている。いつも何かに感動しながら片目は「何もない」を見ている。相手が目の前にいても、私はたぶん、半分しか相手と向き合っていない。
半分だけでもちゃんと向き合って、大事なものは離さないようにしないと。 
「何もない感覚」にいくら馴染んでいても、本当に何もないのと「何もない感覚」は全然違う。
夕方、雨が上がったあとの空が半分だけ雨雲で半分だけ夕焼けだった。
夕飯の支度をしようと机を離れる。「何もない」を瞬間横に置く。台所。冷蔵庫のモーター音。家の前を通過するトラックの荷台が揺れる音。窓には雨の水滴が残っている。