お陰様で、個展&カウンターライブ、無事に終了しました。
レポートや詳細はまた後ほど。ひとまず感想文を書かねばと思いました。
決定から今まで、長い準備期間と、怒濤の搬入作業と、会期中のソワソワ、そしてライブの緊張とスパーク!
全部が終わって、かなり、ぼーっとしています。
応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
店内を初めて見たとき「ここでどうやってイベントを?」と不思議だったのですが、店主・佐藤さんの手により、味のある本棚や机が、みるみる移動され、本屋さんの一角がたちまち展示会場に、そして展示会場がたちまちライブステージに!と、なる様子はまるで魔法のようでした。
ずっといるとなんとなく忘れがちだけど、二人は十年以上こうしてイベントに出たりしているのだもんなあ。
色々と初めての事が多く、正直、わくわくより不安の方が遙かに大きかったです。
でも、その分、本当に、周りの人や、お客さんや、対応や、何もかもが有難くて「ひとりで出来る事の少なさを痛感したイベントでした。だからこそ、出来る事=絵にもっと誠実にならねば、ともすごく思いました。
ライブの翌日、アイコちゃんからの提案で行ったのは、彼女が学生時代、学校に行けずに座っていた…という新潟某所のイトーヨーカドーのベンチ。
りょうくんと私とアイコちゃんのお母さんと「写真撮ろう!思い出を上書きするんだ」と言う彼女とで、はしゃいだ写真を撮る。
彼女が「過去への復讐を果たす」という事を言って始まったこの企画を進める中で、よく、三人にとっての「復讐の地」について話しました。なぜそこが「復讐したい場所」なのか、どういう黒歴史がそこにあるのか。
でもそうして「復讐」の話をする顔は皆なんだか朗らかで、ベンチに座ったときふと、当時の私と、当時のアイコちゃんと、当時のりょうくんが一緒に話しているような感じがしたんです。
それはとても柔らかく、ちょっと泣けるような感覚でした。
痛みや悲しみについて描くのはただの薄っぺらい感傷なのではないか、とよく自問しているんですが、今回の旅で、答えが少し見えた気がします。
私はたぶん「痛い痛い」って言いまくって泣いて喚いて、もう死ぬとか言って、散々大変になった後、ふと力が抜けて「まあ、もういいか」ってどうでも良くなる、あの感じが好きなんです。
その時の人の心が好きなんです。
幾度とない「痛い痛い」と「もういいか」を繰り返す、こころの動きにすごく魅力を感じているんです。
だから、もう、もっと積極的に「痛い痛い」について、考えて、描いて、発信していきたい。
そのことで、それを見た人の/私の膿が出せて「まあいっか」のあの感じになれたら、作品としてすごい幸せだよ。

次回のイベントは、間もなく、11月15日(日)に、東京ビッグサイトでのCOMITIA#114への参加となります。
また、カウンター朗読会は12月12日(土)、いつものネイキッドロフトにて!
ぜひぜひ遊びに来て下さい。
傷、舐め合おうぜ!!!
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レポートや詳細はまた後ほど。ひとまず感想文を書かねばと思いました。
決定から今まで、長い準備期間と、怒濤の搬入作業と、会期中のソワソワ、そしてライブの緊張とスパーク!
全部が終わって、かなり、ぼーっとしています。
応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
店内を初めて見たとき「ここでどうやってイベントを?」と不思議だったのですが、店主・佐藤さんの手により、味のある本棚や机が、みるみる移動され、本屋さんの一角がたちまち展示会場に、そして展示会場がたちまちライブステージに!と、なる様子はまるで魔法のようでした。
全体の様子。写真は後ほど改めてアップします。
また、初めてのカウンター遠征ライブという事で、段取りや手際の慣れっぷりにアイコちゃん・りょうくんのキャリアの長さを感じる事が多々あり、それもまた衝撃的でした。ずっといるとなんとなく忘れがちだけど、二人は十年以上こうしてイベントに出たりしているのだもんなあ。
色々と初めての事が多く、正直、わくわくより不安の方が遙かに大きかったです。
でも、その分、本当に、周りの人や、お客さんや、対応や、何もかもが有難くて「ひとりで出来る事の少なさを痛感したイベントでした。だからこそ、出来る事=絵にもっと誠実にならねば、ともすごく思いました。
搬出後、北書店の佐藤さんと!
ライブの翌日、アイコちゃんからの提案で行ったのは、彼女が学生時代、学校に行けずに座っていた…という新潟某所のイトーヨーカドーのベンチ。
りょうくんと私とアイコちゃんのお母さんと「写真撮ろう!思い出を上書きするんだ」と言う彼女とで、はしゃいだ写真を撮る。
彼女が「過去への復讐を果たす」という事を言って始まったこの企画を進める中で、よく、三人にとっての「復讐の地」について話しました。なぜそこが「復讐したい場所」なのか、どういう黒歴史がそこにあるのか。
でもそうして「復讐」の話をする顔は皆なんだか朗らかで、ベンチに座ったときふと、当時の私と、当時のアイコちゃんと、当時のりょうくんが一緒に話しているような感じがしたんです。
それはとても柔らかく、ちょっと泣けるような感覚でした。
痛みや悲しみについて描くのはただの薄っぺらい感傷なのではないか、とよく自問しているんですが、今回の旅で、答えが少し見えた気がします。
私はたぶん「痛い痛い」って言いまくって泣いて喚いて、もう死ぬとか言って、散々大変になった後、ふと力が抜けて「まあ、もういいか」ってどうでも良くなる、あの感じが好きなんです。
その時の人の心が好きなんです。
幾度とない「痛い痛い」と「もういいか」を繰り返す、こころの動きにすごく魅力を感じているんです。
だから、もう、もっと積極的に「痛い痛い」について、考えて、描いて、発信していきたい。
そのことで、それを見た人の/私の膿が出せて「まあいっか」のあの感じになれたら、作品としてすごい幸せだよ。

次回のイベントは、間もなく、11月15日(日)に、東京ビッグサイトでのCOMITIA#114への参加となります。
また、カウンター朗読会は12月12日(土)、いつものネイキッドロフトにて!
ぜひぜひ遊びに来て下さい。
傷、舐め合おうぜ!!!
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2015年11月15日(日)
有明・東京ビッグサイト東2・3ホール
11:00〜16:00
りんかい線 「 国際展示場 」駅下車 徒歩約7分
ゆりかもめ「 国際展示場正門 」 駅下車 徒歩約3分
サークル名:endless nap
(当日は「Tokin」ではなくこちらの名前での参加となります)
ブース番号:み10b
入場方法:
ガイドブックとなる「ティアズマガジン」が入場券となります。
WEB通販・取扱店舗はこちらをご参照下さい。
また、当日開場でもお買い求め頂けます。
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生き辛さを抱える全ての人へ捧げる朗読ライブ
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生き辛さを抱える全ての人へ捧げる朗読ライブ
「カウンター達の朗読会 Vol.8」
〜希望の端っこ1ミリで息継ぎをするための57577〜
〜希望の端っこ1ミリで息継ぎをするための57577〜
2015年12月12日(土)
ネイキッドロフト
東京都新宿区百人町1-5-1 百人町ビル1F
OPEN 18:30 / START 19:30
前売/予約 ¥1,500 / 当日¥2,000(共に飲食代別)
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コメント
コメント一覧 (2)
成功裏に終わったのですね
個展とライブの準備の様子、ツイッターで拝読していました
千葉から応援させていただきました
新潟に、そんなすてきな書店があるとは知りませんでした
バクガキツアー以来のファンが、新潟にはたくさんいます
知人が個展にお邪魔したそうです
COMITIAや東京カウンターでもご活躍されますように
3人でイトーヨカドーにも行ったのですね
新潟に行く機会があれば、私も訪れてみたいと思います
(私は、書店背後にある大病院に入院していました)
返信が遅くなってしまってごめんなさい。
応援、しかと受け取りました!ありがとうございました。
バクガキとは違う形なので、なんだかもぞもぞした気持ちでしたが、その時に会った方達のお顔を拝見した時は、もう言葉にならないほど胸がいっぱいになりました。
(友人ってもしや…と思っています。笑)
ライブで足を運んだ、新潟に対する私の想いと、アイコちゃんの新潟に対する想い、それから一緒にそこへ行ったりょうくんの想い…が、それぞれクロスしていくのだと考えると、旅の意味深さを感じます。