日記です。

先日、西荻窪のアートスペースで開かれた、「対話の実験室」というイベントに参加する。 

名前の通り「対話」をメインとした集まりで、毎回テーマを設け、それについて、ディスカッションやワークショップを通じて意見を交わしていくという試み。

この日のテーマは「お金」。
ざっと言うと、お金という大きな仕組みは、生活にとってどういうものなのか?お金が、経済的だけでなく、気持ちや価値観にもたらすものは?…というような事について話しました。

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古いビルの上に、秘密基地のような空間が拡がっていてワクワクした。



事前に配られたパンフレットに書かれた言葉は「Let's モヤモヤ!」。

相手に「〜で良かったですよね」と言ってみたりとか「〜かもしれないですね」などとまとめてしまったりする癖があるので、歯切れの悪い事を、歯切れの悪いまま話しても良いというのは、本音が出て面白かった。

自信満々で発した言葉も、最後の方で何言ってるんだかわかんなくなっちゃって口ごもる…という場面が多々あったけど、それを「そこそこ良い感じにまとめる」というやり方をせずにモヤモヤさせると、歯切れの悪さも含めて相手の意見や感覚として知ることが出来、興味深かった。


それにしても、発起人の二人の女性はとっても聡明な方だった。
まくし立てるように意見を早口で発して「〜だと思うんですけどぉ?どうですかね?」というような風に話す人はよく出会うけど、落ち着いて相手の言葉を考えながら、ご自身の意見もゆっくり話す態度はすごく誠実に感じられ、感服した。
私も見習いたい。

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桜の季節は終わったけれど、八重桜は満開。散歩が楽しいです。