頑張らないことを頑張る。
方々に謝ってばかりだ。

実家に行く。飼い犬はもうおじいさんだから、寝たり起きたり、とろとろしている。それでも私が部屋にはいるとトロンとした足取りのまんま側に寄ってくる。かわいいな。
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私もボヤッと、とろとろしていた。
両親が寛容でありがたかった。

夕方、しかめっ面で自転車をこいでいたらうなだれた向日葵が夕日を受けてオレンジ色に光っていた。
たくさんの種を携えて高く高く立っている様がとても美しかった。
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一時かなり良くなって喜んでいたので、なんでまたこうなるかなあ、うまくいかないものだなぁと思う。

ただ、こういう時間があると、それだけ光と影のようにして、大事にしたいものがくっきりと見えてくるものでさ、その陰影に律されている気もするんだ。

いま、絵が展示されてることを考えたら、そこで作品が、何かと出会って息をしてるんだなあと思ったら、なんだか少し安心する。

うまく歩けない。絡まる足取りもまた私の呼吸なのだよな。

嘆かないこと、じゃなくて。
嘆くことも受け入れる。そんでまた笑うこと。