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「のんちゃんとたぬき」最終回がアップされました。
http://shingaku.mynavi.jp/oyakudachi/nontanu/


漫画を描くのは二度目なのに半年間、週刊連載って!
私、よくやった〜。
よくやった、し、関わってくださった皆様、
応援してくださった皆様、そして声をかけてくださった
なおと先生に本当に感謝しています。
ありがとうございました。



正直、最初はなおと先生の世界観と、私が思っている
「トキン的」たるものの間の距離にすごく悩んだのです。自信がなくて。
なおと先生の色んな要素に負けないように、
かといって対立しないように、とか、いろいろ考えてしまったんです。

でも、ある時点で作品を見返してみた時、

なおと先生が全体の流れを作ってるのに、
私の世界観を描き出してるようにも見えるし
私が絵を描いてるのに、なおと先生の作品として見える…

ということにふと気づきました。

ああ、そういうことになるのか〜!と思ったら、勇気が出ました。
これはきっと、私がドーンと打ち出せば、
もっとドーン!とした作品になるなあ!
と自然に思えたのです。

そうしていくにつれ、次第に私は、自分が描き手でありながら、
作品が勝手に歩いているような、不思議な感覚を持つようになりました。

そしてそこへ、色んな人から聞く感想とかが入って、
またさらに作品が勝手に歩いていって。

いつしか私は描き手というより、応援している側のような、
彼・彼女らの言葉を絵で代弁しているだけのような、
そんな気分になっていました。

変に「トキン的」たるものに執着しなくても、
作品は勝手に見る人が動かしてくれるし、作品そのものが
私とは別の所で生きてるのかもしれないなあ、なんて感じる、
不思議な、でも、とても嬉しい感覚でした。

書きながら、私ものんちゃんのように、狭い「私の世界」から
周りに気づき、にっこり笑える力をもらったような気がします。


作業的な面で言えば、もう、とにかく精一杯で!
初めてだったのもあって、もうアップされるたびに見ては緊張して
これは本当に続けられるかな?大丈夫かなあ?!
と何度も危ぶんだけれど、それ以上に、なんか、すごーく、
今、ヤッター!という感じがあります。

だから、よかったのさ、とても!

半年間、ありがとうございました。
これもまた糧に、次へ、次へ、つなげてつなげて、がんばります!
もっともっと、色んなもを、見たい!想いたい!