クレープ今日は大変久しぶりに、原宿の竹下通りやラブリー爆発系のショップを巡ってきました。
原宿は相変わらず、傍若無人なエネルギーにあふれていて、テンション右肩上がり!


原宿ティーンの快進撃は、私が待ち合わせの前に竹下通りのマクドナルドに座っていた時点からすでに始まっていました。

女子高生二人が、フライドポテトをつまみながら
「バイト先のレストランが、店員によって塩加減が決まる。
 薄い人も濃い人もいる。それってどーなんだ」
みたいな話をしていました。
それは別にいいんですが、その後の言葉が大変衝撃的だった。


「あー。そういうとこで、なんつーか、
 店員のぬくもりみたいのが出るね?」

「うん。」



“ぬくもり”。


おそらく「個性」とかそういうことを言いたかったのでしょう。

しかしそれは語彙がなさすぎだろう。ぬくもりとか使わんよそれ。
と言いたい。が、しかし、わかる。
言わんとしていることはわかるんだ。
むしろ「ぬくもり」の方がいい気すら、する。

自分自身は比較的、硬質な文化を重視するタイプの人間で、あまりそういう事出来ないんですが、こうしてものすごい勢いでそれをぶっ壊していく人を見るともう痛快です。
「そのままの君がSU TE KI!」という気持ちになってしまいます。
痛快だね、ティーンズ。


あと、後ろにいた、パンクスだかゴスだか微妙で甘酸っぱい感じの女の子が
「でもそれでこないだヨーカドーではね」と言っていたのもとても良かった。
大人になるとあまり(※原宿に於いてはなおさら)話題にのぼらなそうな単語だ。




その後も、すさまじいロリータ、すさまじいフェアリー、わからないパンクス的な人など、たくさんのエネルギッシュな人々を見て、とても楽しかったです。
その後の打ち合わせも大変に有意義なものとなりました。

いろいろ気にしだすと、ああいった傍若無人パワーみたいのって段々と失われてくのかもしれないけれど、分別ついた大人になっても、そういうものの名残というか残り香みたいなのは、譲りたくないな〜。

でもそれは私だけじゃないのかしら?
みんな、持っているけど隠しているだけなのかしら。
その名残とか火種を隠す術を見につけるのが、大人の階段なのかしら。

…何にしろ全開な女子は楽しそうで、マルだわ!!!!


なんて思いながらスキップで家路を急ぎました。
夕飯は豆カレーでした。